一人で親の介護記録をつける、AIカルテプロンプト
この工夫について
2026/04/12(月) 母、朝食半分。トイレ2回。左手のむくみ、昨日より少しマシ。夜、テレビの前で寝てしまい起こすのが辛かった。私は疲労度8/10。 2026/04/13(火) 朝食完食。デイサービス日。帰宅後、ぼーっとしている時間が長い。「今日、誰と会ったの」と聞くと「分からない」と。認知面、少し進んでいる気がする。私7/10。 ── これ、AIに「今日の母」を口語で話しかけると、上のような日次カルテに変換してくれる、というプロンプトです。 要介護2の母と二人暮らしをしています。父は5年前に他界。兄は海外。ケアマネさんは月1回来ますが、実質、母の状態を見ているのは私だけです。 一人介護で一番きついのは、記録を書く余力がないことでした。日中は仕事、夜は母のこと、寝るのは1時。「今日の様子を書き留めよう」なんて、無理でした。 だから、書くのをやめて「話す」ことにしました。 寝る前、布団の中で、その日思ったことをAIにボイス入力で話します。「今日は、朝ごはん半分残して、それでね、デイサービスから帰ってきたときにボーッとしてたのが気になって、」——だいたい2〜3分。 それをAIが7項目(食事/排泄/睡眠/認知/身体/服薬/感情=私の疲労度も1-10で)に整理して、共有可能なカルテ形式に起こしてくれます。 工夫は3つ。 一つ目、私の疲労度を必ず記録すること。介護記録は「されている側」の記録だけになりがちですが、「している側」の記録がないと燃え尽きます。ケアマネさんに月次で共有するときも、私の疲労度をあわせて渡す。すると「訪問看護、入れましょうか」の提案が出てくる。 二つ目、昨日までの傾向と比べて「気になる変化」があれば1点だけ指摘するように指示。過剰に警告を出すと私が消耗するので、1点だけ、という設定。 三つ目、私の疲労度が7以上の日は「無理しないでいいよ」の一言を添えるように。この一言、他人からもらうと嬉しいものなんだ、と1年やって気づきました。 介護記録は、母のためのものでもあり、私を守るためのものでもあります。ケアマネさんとの月次面談で、記憶を掘り返して曖昧に話していた頃と、日次のカルテを共有できるようになった今では、受けられる支援の量が違います。 在宅介護というのは、「する側もサポートを受ける存在である」ことを認めるところから、少し楽になります。このプロンプトが、そのきっかけになれば。 同じく一人で親御さんを介護している方の、少しだけの相棒になれれば。 DEK!TA運営サンプル投稿。
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